アメリカに住んでいた時のこと。

すらりとした長身と、ブロンドに青い目、ダメージジーンズとくしゃっとしたTシャツを着こなす、いわゆるイケているイメージだったはずのアメリカ人はどこかダサいのです。

ある時、美容室帰りのアメリカ人イケメン学生を見てその理由がわかりました。

後頭部は耳あたりの高さで定規をひいたように横一直線に刈り上げられ、もみあげもまっすぐ刈り上げられ青くなり、そこにイケている、という私が抱いていたイメージは皆無でした。

どうしてこんな髪型にしたのだろう、疑問に思いましたが美容室に行った後のアメリカ人男性はみんながそうであることがわかりました。

女性も同じく、美容室に行ったと言っても、まっすぐ髪を揃えてもらうだけ。

日本の美容室のように、段を付けたり、髪をすいて動きを付けたり、そんな技術がこの国にはないのか、なんてセンスのない国なのだろうと驚いたことを今でも鮮明に覚えています。

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そこでまだ若かった私が感じたことは、日本の美容師さんがいる美容室がこの国にもっとあればお客さんが殺到し大人気になるのにということです。

断然お洒落で、技術も格段に上の日本の美容室は言葉の壁さえ乗り越えれば必ずアメリカで成功するはずです。

ファッションにこだわりのあるニューヨーカーには確実に大人気のお店になります。

むしろ東洋人が憧れるブロンドをもった彼らが日本人美容師の手にかかれば、より洗練されることは間違いないでしょう。

美容室を決める時、一番重要なポイントは何ですか?もちろんコストパフォーマンス、技術力の高いスタイリストがいるかどうか、お店の雰囲気、それぞれのお店が得意としているスタイリングが自分の好みに合うか、様々な点があげられると思います。

私はまず、コストパフォーマンスでお店を決めて来店します。

お値段の割に、良いサービスを受けられた時はとても満足し、再来店してもいいと思います。

そこで最終決定を下すために、お店を出る前に必ずお手洗いに行きます。

手入れの行きとどいたお店は、お手洗いも丁寧に清掃され、とても心地よい気持ちになれるのです。

以前来店した美容室で、とても満足のいくサービスを受けた後、お手洗いをお借りしとっても残念な気持ちになったことがありました。

トイレットペーパーの補充がなく、清掃も不行き届きで、とても不快な気分になりました。

どれだけ本職である美容室としての評価が高くとも、お手洗いがきれいでなければそこで働く人たちの評価が下がってしまいます。

何だか満足していた心もいつの間にか汚れてしまい、もうこの美容室には二度と来ないと決心したのを覚えています。

これはコチラコチラの美容室に限らず、飲食店や百貨店、お客様をお招きする際の自宅にでも言えることではありますが、全てのお客様が限られた時間の中で必ずしも使う訳ではない空間にも手入れが行き届いていることこそ、最大のサービスであり、私にとっては美容室に再来店するか否かの一番重要なポイントとなるのです。

 

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